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2017年12月12日火曜日

奉仕活動をするインターアクトクラブ彦根総合高校で結成

 地域での奉仕活動をする「インターアクトクラブ」(IAC)が彦根総合高校の生徒たちで結成。彦根南ロータリークラブ(RC)の呼びかけで実現し、2日に同校で創立総会が開かれた。
 IACは12歳から18歳までの青少年の奉仕団体で、地域に役立つボランティアや海外研修など国際理解の活動をする。全世界では2万2252団体あり、滋賀県内では光泉中・高校と近江八幡のヴォーリズ学園の2団体ある。
 彦根総合高IACは1、2年生37人で結成し、芹川など地域の清掃活動や発展途上国での海外研修などをしていく。彦根南RCのメンバーは指導にあたる。
 創立総会には彦根総合高IACのメンバーや教員、彦根南RCの会員ら計約120人が出席。彦根南RCの高木淳一会長が「同世代と交流を深め、楽しく活動しながら地域に役立つボランティアに参加し、世界についても学んで頂きます」とあいさつ。彦根総合高IACの初代会長で2年生の藤田さらさん(17)と高木会長らが結成書類に調印し、バッジや旗、備品が贈られた。
 彦根総合高を運営する松風学園の松本隆理事長は「私も彦根南RCのメンバーだが、メンバーとのつながりがあるからこそこの学校がある。彦根南RCの最後の仕事として一生懸命務めたい」と述べ、橋本修校長は「生徒たちには他人の役に立つことに喜びを感じ、真の生きがいを発見してほしい。IACの活動から自分の可能性を広げることもできるだろう」とあいさつした。
 彦根総合高IAC会長の藤田さんは「自分の人間形成に役立つと思って結成した。奉仕の精神を持って、色んな社会貢献の活動をしたい」と抱負を語った。

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