2017年4月18日火曜日

荒神山の森林伐採問題で、市が設置したガードレールの費用を伐採した者に支払わせるよう求め住民監査請求

 彦根市日夏町の荒神山東側の森林が約8450平方㍍にわたって伐採された問題で、伐採後に市が設置したガードレールの費用約587万円を伐採した者に支払わせるよう求めた住民監査請求が5日、行われた。
 本紙では昨年1月27日付でこの問題を報じた。彦根市は土地の所有者から平成26年8月27日に太陽光パネルの設置申請を受けて、関連条例に基づき9月5日に許可。県も平成27年8月中旬の「獣害対策」としての森林伐採の申請に対して認可している。その後、伐採が始まったが、予定エリアのうち約3000平方㍍が他人の土地だったことが判明。林道近くにも及んでいたため、同27年度から同28年度にかけて林道沿いにガードレールが設置された。
 請求書では「樹木の伐採で林道の強度が確保されなくなった。また樹木がなくなったことで、道路の形状の予測がつきにくい危ない林道になった」「伐採行為を原因として、それまで不要だったガードレールが林道の安全性を確保するために必要となったのは明白だ」と指摘。土地の所有者か伐採した者に対して、ガードレールの設置費用の負担を命じるよう求めている。
 この問題については山内善男議員が昨年の2月議会で取り上げ、業者に責任を負わせるよう求めた質問に対し、市は「業者への聞き取りでは錯誤による伐採で、国の指針に基づいても罰則にあたらない」と答え、大久保市長も「当該地を見たが、心痛む光景だった。植林をして頂くことで風致が回復するのを見守りたい」と答弁している。

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