2011年5月31日火曜日

ひこね市民手作り演奏会 合唱団員募集「初心者歓迎」、今年は12月18日に歌劇披露

 今年で14回目を迎えるひこね市民手作り演奏会の実行委員会は、子どもから高齢者まで広く合唱団員を募集している。
 アマチュアで構成されたオーケストラ(80人)と合唱団が毎年12月に、ベートーヴェンの第九を中心にステージ発表する演奏会。今年は12月18日午後2時からひこね市文化プラザグランドホールで開催され、第九の代わりに歌劇の作品から聞き馴染みのある名曲を披露する。
 募集は合唱団のみで初心者も歓迎。練習日と参加費(指導者料と会場費)は▽小学生~大人の「一般」=6月12日から公開当日までの毎週日曜か祝日午後6時半~同9時、大人5000円・大学生以下2500円▽小学5年生~大学生の「児童」合唱=11月6日から公開日までの毎週日曜午後6時~1時間、2000円。いずれも文化プラザで。
 申し込みは文プラ内の実行委員会事務局℡0749(26)8601。

2011年5月28日土曜日

室内犬 正しく飼って ケガや病気に注意、愛犬家住宅コーディネーターに相談を

 犬を屋内で飼う家庭が増えており、それに伴って犬がケガをしたり、病気を発症することが問題になっている。
 愛犬家住宅コーディネーター(※)の藤本孝政さん(34)によると、県内2人以上の全世帯で犬を飼っているのは31%(昨年=保健所への登録数/世帯数)で、全国平均の17・8%(昨年=ペットフード協会調べ)を上回っている。そのうち室内犬の割合が80%を占める民間調査データもあるという。
 藤本さんは「滋賀県は給与水準が全国と比べて高く、比較的裕福のため犬を飼う家庭が多いのでは。室内犬を飼う人が増えたことで、相談も多い」と話す。
 犬が屋内で生活すると、段差や堅い床が足腰への負担となり、膝の皿が外れたり、腰痛、股関節脱臼などの障害を引き起こす場合もある。特に犬の腰痛は人間と違い命に関わるとされる。
 また、家の床が傷ついたり、よだれやふん尿によるにおいが気になるなど家族からの相談も後を絶たない。そのため、ペットが滑らない床材を開発したり、回遊性を持たせた間取りや足ふき場、臭い対策を施した住宅を提供するメーカーも出ている。
 ※愛犬家住宅コーディネーター=住宅の新築・改築の際、人と犬が快適に過ごせる環境を提案する民間の資格。年に4回検定試験があり、NPO法人「ボーダー基金」が認定している。昨年末での全国での資格取得者は858人。
滋賀原木で「愛犬家応援フェア」
 「愛犬家応援フェア」が、29日午前10時から彦根グリーンウォーク(西沼波町)内のエコールウッド館とエピスカフェで開かれる。
 愛犬との暮らし方セミナー、手作りごはん教室、プロカメラマンによる無料撮影会、イラストレーターが描く愛犬似顔絵、健康診断、健康保険・悩み相談コーナー、里親探しがある。抽選会も。入場無料。午前10時~午後5時。問い合わせは滋賀原木℡0749(22)4771。

「魚のゆりかご水田」稲枝北・稲枝西・城陽の児童が田んぼへニゴロブナの稚魚放つ

 彦根市内の稲枝北、稲枝西、城陽の各小学校の児童たちが23日から25日、近くの田んぼにニゴロブナの稚魚を放した。
 田んぼにさまざまな生物がいることを知らせるため、県は平成16年度から「魚のゆりかご水田」として、稚魚の田んぼへと、琵琶湖につながる排水路への放流を体験させている。25日には城陽小の5年生50人が、約5万匹の稚魚が分けられたバケツを手に、約1200平方㍍の田んぼへ放した。子どもたちは「大きくな~れニゴロブナ」と言いながら、少しずつ放していた。児童の田畑みづきさん(11)は「無事に大きく育ってほしい」と話していた。
 6月21日から24日には排水路へ放流される。

2011年5月27日金曜日

彦根の銀座 繁栄をもう一度―。宮本壽太郎の孫・岡林壽子さんの店「小さな銀座」、昭和の食事提供

生まれ育った銀座を何とかしたい―。岡林(旧姓・宮本)壽子さん(62)=写真右=は東京都内に家を持っているが、シャッター通りと化しつつある銀座のまちをもう一度よみがえらせたいとの思いから、一画に憩いの店「小さな銀座」を構え、昔懐かしい食事を提供している。
 岡林さんと市史編さん室によると、岡林さんの祖父(宮本壽太郎)は銀座町に店を構えながら、彦根実業協会長(後の彦根商工会議所会頭)を務め、旧マルビシ百貨店の創設の中心的存在だった。彦根市議(昭和22年~1期)として、彦根観光博覧会(昭和24年)の開催にも貢献し、彦根城天守などの国宝指定(昭和27年)や「花の生涯」の小説化(昭和27~28年)実現などにも尽力したという。
 岡林さんは小学生の時に祖父を亡くしたが、家族や近所の人たちから、その活躍ぶりを耳にしていた。「祖父は夢やロマンを抱いた人で、自身の利益を度外視し、彦根の発展のためだけに力を注いでいた」と懐かしむ。高校卒業後は日本女子体育大学に進み、幼少期から励んできたバレエを鍛えた。
 24歳で結婚した後は主に関東地方で過ごしていたが、実家がある彦根に戻るたびに銀座が衰退していくのを目にし、15年ほど前に宮本家が所有する銀座の高島屋ビルにセルフホームエステのスペースをオープン。以来、東京と彦根の行き来が始まったが、夫の定年に合わせて銀座の発展に貢献しようという思いが強くなり、昨年11月に隣の空店舗を借り、「小さな銀座」を開店した。
 「おばあちゃんから習った、昭和の時代に食卓に当たり前のように並んでいた料理を提供しています」と話す通り、懐かしい料理が手ごろな値段で味わえる。ごはんとパンの500円メニューが3種類ずつで、いずれも健康にこだわった食材ばかり。男性向けの大盛りや特別メニューもある。
 英会話やリース作り、書道などのカルチャー教室を開いているほか、4月からは夜間の営業も始め、ビールや焼酎、酒、ワインなどアルコール類も揃え、一品料理も提供している。
 岡林さんは「銀座の店同士が協力し、団結し合って、もう一度、多くの人が来てもらえるようにしたい」と意気込んでいる。同店の営業時間は午前10時~午後9時。水曜定休。問い合わせは同店℡080(3869)8957。
美空ひばりコンサート
 彦根市銀座町の「小さな銀座」は28日午後3時から、美空ひばりコンサート「レクイエムひばり」を開く。歌い手は「IZU」。ひばりグッズの持参も可。食事とドリンク付きで1500円。来店時にお気に入りの3曲を受付で記入する。

銀座の老舗・ノムラ文具店6月で閉店 3代目・野村善一社長「さびしいが、仕方ない」

 彦根市銀座町のノムラ文具店が6月いっぱいで閉店することがわかった。「文具の野村」として知られ、通わぬ市民は皆無と言われるほどの老舗の閉店に惜しむ声もあがっている。
 同店は明治26年(1893年)創業。以降、銀座の繁栄期を支える店として、市内外から買い物客が訪れていた。しかし、大型量販店の進出やネット販売の広がり、少子化などにより、全国の文具店が減少。同店でも「このままだったら倒産する」まで厳しい状況にあった。
 三代目の野村善一社長(82)は「文具店だけでやっていくことはこの時代もうできない。私も閉店はさびしいが、仕方なかった」と話している。同店は6月30日まで閉店セールをしている。

2011年5月25日水曜日

彦根城内堀で白鳥のヒナ3羽かえる

 彦根城内堀の白鳥にヒナ2羽が21日までに産まれ=写真、翌日にはもう1羽もかえった。親鳥に見守られながら、すくすくと育っており、水面を泳ぐ姿も見られる。
 金亀町の高橋紀八さん(73)・貴子さん(66)夫婦が21日午前10時ごろ、散歩の帰り道にヒナがかえっているのに気づき、彦根城管理事務所に連絡。知らせを受けた同事務所の職員2人が、カラスなどの外敵から守るため巣の周辺に防護用のネットや糸を設置した。
 高橋さん夫婦は1カ月以上前から卵が3個あったのを把握していて、毎日、見守っていた。2羽がかえった翌日には残り1羽も産まれているのを確認。高橋さんは「近くにはカラスが居座っていて心配だけど、無事に育ってほしい」と話していた。
 市教委文化財課によると、ここ最近では、平成14年5月に5羽(うち4羽育つ)のヒナがかえったほか、平成15年6月には黒鳥のヒナが1羽(育たず)産まれている。同課では「昔は毎年のようにかえっていたが、最近は卵がヘビなどの外敵に食べられたりして、珍しくなっている」としている。

2011年5月24日火曜日

ひこにゃん 避難所のビッグパレットふくしまと福島県農業総合センター電撃訪問

 ひこにゃんが21日、被災地の子どもたちを元気づけようと福島県内の避難所を訪問した。
 訪れたのは、郡山市内のビッグパレットふくしまと福島県農業総合センター。ビッグパレットふくしまではひこにゃんの突然の訪問に子どもたちが大喜びし、抱きついたり、一緒に写真を撮ったりしていた。約100人にはひこにゃんのストラップもプレゼントされ、子どもたちはうれしそうにしていた。
 ビッグパレットふくしまには富岡町などから約1000人、同センターには南相馬市などから約80人が避難。彦根市は富岡町を重点的に支援しており、ひこにゃんの訪問はその一環。

ひこねのよいにゃんこ原作者側も争う姿勢、ひこにゃん騒動

 ひこにゃんに似た「ひこねのよいにゃんこ」商品の販売停止などを求めて、彦根市が提訴していた大阪地裁で20日、1回目の口頭弁論が行われ、原告側の原作者らも争う姿勢を見せた。
 市の訴状では、よいにゃんこ商品の販売などは、不正競争防止法に違反する行為で、市が所有する商標権と著作権の侵害にあたるなどと指摘。デザイン会社と同社取締役の原作者、市内外の4業者に対して、商品の販売中止と損害賠償4750万円などを求めている。
 被告側は答弁書などで、「原告の請求をいずれも棄却」することを求めている。次回の公判は7月11日の予定。

AED救急現場で作動せず 彦根市消防本部調査依頼も 日本メドトロニック「異常なし」

 彦根市内の救急現場でAED(自動体外式除細動器)が作動しなかった問題で、市消防本部が調査を依頼していたメーカーの日本メドトロニック(東京都港区)は「装置に異常はなかった」とする分析結果を示した。市消防本部は20日の会見で同社からの報告を明らかにしたうえで、「救急隊員に落ち度はなかった。メーカーに再度、調査をしてもらう」とした。
 市消防本部によると、先月21日午後7時47分ごろ、北分署管内の市内から119番通報があり支援隊員が駆けつけたところ、男性(43)が心肺停止状態だったため、心肺蘇生を開始。AEDを装着し動かそうとしたものの、うまく動作せず、後に来た救急隊員も作動不良を確認。別の半自動式除細動器でも心電図の波形は心静止状態だったという。男性は午後9時17分に死亡が確認された。
 メドトロニック社は、「社員の体に装着しての臨床的確認でも異常は確認されなかった」などと、当時、使われた同社のAEDに不具合はなかったとの報告書を提示してきた。
 市消防本部では「引き続き、メーカーとやり取りを進めていきたい」とし、保有する同社の製品5台については使用しない方針を示している

書聖・日下部鳴鶴展 師の楊守敬の作品も、彦根城博物館で

 彦根城博物館はテーマ展「近代の書聖・日下部鳴鶴」を開いている。ギャラリートークは21日午後2時~。
 鳴鶴は天保9年(1838)に彦根藩士・田中惣右衛門の次男として生まれ、その後、同じ彦根藩士の日下部家の養子になった。明治時代には太政官大書記官を務めたが、大久保利通暗殺後の明治12年(1879)には退官した。
 翌年に、鳴鶴が書家としての道を進むきっかけになる人物で来日していた清国公使の楊守敬(ようしゅけい)に出会い、巌谷(いわや)一六や松田雪柯(せっか)らを誘って、守敬のもとに4年間通い、中国の漢魏六朝時代を中心にした書体を学んだ。その後、鳴鶴は近代随一とまで言われる書道界の第一人者に上りつめ、多くの書家を輩出した。
 テーマ展では、鳴鶴82歳時の写真、書を学ぶ前の21歳の時に彦根藩士・宇津木文之進に宛てた書状、退官した翌年の43歳の時に揮ごうした「書譜(しょふ)」、木を薄く削ってはいだ板(=こけら)に写経され鳴鶴が収集した鎌倉時代の「柿(こけら)経」、楊守敬が鳴鶴のために書いた七言詩書扇面など43点を展示。6月21日まで、午前8時半~午後5時。高校生以上500円、小中生250円だが、市内大学生以下や高齢者などは証明書提示で無料に。

2011年5月23日月曜日

ひこにゃん商標の貸付収入一部 彦根市災害対策基金に積み立てへ

 全国での自然災害による被災地への救済費にあてるため、彦根市は「市災害対策基金」を設置することにし、その積み立てに、ひこにゃん商標の貸付収入の一部をあてることにした。
 東日本大震災の発生後、市は福島県や水戸市などに職員を派遣したり、物資を提供したりしている。経費としては旅費や燃料費、消耗品費、レンタカー代などで約1292万円を計上。
 同基金は自然災害発生後、市内での被災者支援や道路復旧費用などのほか、今回のような市外で使用する諸経費にあてる。
 その積み立てのために、ひこにゃん関連製品の3%の商標貸付収入のうち1%相当を毎年度、あてていく。まずは平成22年度分の565万3000円を積み立てる予定だ。
 なお彦根市議会は24日に開会する5月臨時会で、市災害対策基金や東日本大震災被災地支援事業などを盛り込んだ補正予算(2082万円)案など6議案を審議する。

2011年5月22日日曜日

彦根の杉尾信子さん 「音を絵に」銀座のギャラリーコジマで作品展

 身の回りの音や音楽を感じたまま絵に表現した、杉尾信子さん(34)=彦根市錦町=の絵画展が25日まで銀座町のギャラリーコジマで開かれている。
 杉尾さんは大阪市出身。滋賀県立大学で看護を学んだが、卒業後、幼少期から取り組んでいた絵の世界に進むため、京都造形大学に入学。結婚後は名古屋市内に住み、名古屋や大阪などで個展を開いてきた。
 アトリエが必要になったことと子育て環境が整っていることから、夫と子と一緒に昨年4月、彦根に移り住み、家の一画にアトリエを構えた。作風は「人間が持っている元々の感覚を表した」と話す通り、抽象画が中心。画材には「自分の線を見つける」ため、ペンの後ろやキャップなど、身の回りにあるものを使っている。
 彦根での個展は初めてで、今回は音と音楽をテーマにした作品20点を展示。歌手・中島みゆきの「時代」や、赤ちゃんの泣き声などを表現した黒いインクによる絵のほか、東日本大震災後に被災地を思いカラーの水彩で描いた「虹の彼方に」や「さようなら ふるさとの家」も。
 開館は午前11時~午後6時、最終日の25日のみ午後5時まで。入場無料。木曜定休。駐車場は平和堂銀座店へ。

2011年5月21日土曜日

2人目のひこね地域おこし協力隊員 目片貞明さん NPO法人五環生活へ

 3大都市圏から彦根に移住しまちづくりに貢献する「ひこね地域おこし協力隊員」の2人目が決定。19日に市役所で委嘱式が開かれた。
 湖東定住自立圏の取り組みの一つで、地方のまちづくりに関心のある都市部の住民を「誘致」し、市内のNPO団体の会員として地域活動に参加してもらう。今年1月には東京都内の男性(29)が1人目としてNPO小江戸彦根のメンバーに加わった。
 2人目となったのは、京都市伏見区の目片貞明さん(36)=写真。NPO法人五環生活に入り、自転車タクシーの運転や、ほかの地域活動に参加してもらう。委嘱期間は今年5月1日から来年3月31日まで、最大2年延長できる。
 市長から委嘱状を受け取った目片さんは「彦根に来られた人に、来て良かったと思ってもらえるようにがんばりたい」と抱負を述べた。

琵琶湖森林づくりパートナー協定を締結 ブリヂストン彦根工場と彦根市日夏町財産区

 ブリヂストン彦根工場(矢崎進・工場長)と、荒神山の所有者団体・彦根市日夏町財産区(管理者・獅山市長)は18日、彦根では初となる琵琶湖森林づくりパートナー協定を締結。嘉田知事立ち会いのもと、県庁で調印式に出席した。
 ブリヂストン彦根工場は今年度から5年間、荒神山を対象に間伐や植樹などの森林整備活動に貢献するため、市日夏町財産区に年間80万円を支援するほか、年に2回ほど協同作業を行う。今年は今月22日に少年自然の家で開かれる開所式を皮切りに、9月か10月にも活動を行う。
 県は、県内の森林保全を進めるため、仲介となり、企業と団体の協定締結による森林保全と、企業・住民との交流を進めており、県内は12件目。
 調印式では獅山市長と矢崎工場長が協定書に調印し、嘉田知事を加えて記念撮影に応じた=写真。工場長は「これからもお客さまと共に日本の森を守る活動を推進したい」。市長は「協定による活動がさらに大きく広がることを期待している」と述べた。

2011年5月20日金曜日

彦根 新海浜で再び浜欠け 希少種・ハマゴウも侵食

 先週の大雨と風の影響で、彦根市の新海浜で再び浜欠(が)けが起こり、希少植物の「ハマゴウ」の根がむき出しになった。
 新海浜町の宇野道雄さん(76)が先週の大雨後の13日、約1・5㌔に渡って浜欠けが起こっているのを確認。県のレッドデータブックで絶滅危機増大種に指定されているハマゴウの自生地や栽培地計4カ所も波にさらされ、根があらわになった=写真はハマゴウに迫る波、14日に宇野さん撮影
 防風林の松40本の根もむき出しになり、宇野さんによると「これまでの浜欠けで最も激しいのでは。災害にあったような感じだ」と心配している。
 琵琶湖岸では季節ごとに各地域で浜欠けが起こっており、新海浜などでも10年以上前から浸食が進み、平成17年に砂を補充する養浜工事が行われたが、20年にも再び発生し復旧工事が行われた。
 浜欠けの原因として県土木事務所は、湖の水位が上がったところに、北西からの季節風による吹き波が押し寄せることで、浸食されるためとしている。今回の浜欠けに対しては「漂着しているごみを拾った後、水泳場となる個所を優先して段差を修復していきたい」としている。

2011年5月19日木曜日

山内整骨院・山内敏夫院長 桑田真澄さんのチーム「麻生ジャイアンツ」部員前に講演

 山内整骨院(滋賀出張所・彦根市中央町)の山内敏夫院長(55)がこのほど、元プロ野球・読売ジャイアンツ投手の桑田真澄さん(43)に依頼され、桑田さんが神奈川県川崎市内に立ち上げたボーイズチーム・麻生(あさお)ジャイアンツの子どもや保護者の前で講演。股関節のずれの矯正の重要性などを解説した。
 投げ込みや打ち込みなどを徹底する多くの指導者に桑田さんが疑問を抱いていることを知った山内院長が、これまでにしてきた股関節治療やトレーニングの必要性をまとめた文章を桑田さんに送付。それを読んだ桑田さんが山内院長の考え方に共感し、会いたいとの連絡があったという。
 山内院長は3月末に福井県内のホテルで講演に訪れていた桑田さんと会い、あいさつを交わした。その後、4月24日に川崎市内での講演会に講師として招かれ、野球部員の中学生の股関節や肩の関節を見たところ、全員がずれていた。講演では「現代の多くの高校球児たちが、異常が出るまでほったらかしにしている。中学生の前半に(股関節治療を)しておく事が、潜在能力を100%引き出せる」などと話したという。
 山内整骨院では、院長の考え方に共鳴した全国の名門校から、部員たちが短期間の集中治療のために訪れており、治療後にはプロに進んだり、全国大会でチームの上位進出に貢献したりしている部員もいる。
 野球以外のスポーツ選手のほか、一般の人でも股関節治療を行うことで腰痛やストレスなどから解放されるという。問い合わせは山内整骨院℡0749(26)7847。

2011年5月18日水曜日

彦根での映画の可能性で議論 映画「桜田門外ノ変」水戸市民有志と彦根市民有志

 昨年公開された映画「桜田門外ノ変」の制作に関わった水戸市民と彦根市民による水戸復興イベントが14、15、16日の3日間、両市で開かれた。16日には彦根商工会議所で「彦根での映画の可能性」をテーマに、桜田門外ノ変映画化支援の会の谷田部智章さんと寺門義章さん、花しょうぶ通り商店街振興組合の目加田宗彦さん、四番町スクエア協同組合の荒川深冊さんによるパネルディスカッションが行われた。
 映画制作について、谷田部さんは「最初は変な団体だと思われていたと思う。とにかく行政も市民もどんどん巻き込んでいく姿勢でいた」と打ち明けた。ゆるキャラまつりの立役者の荒川さんも「初めて何かを立ち上げる時ほど、自分の思いを伝えることは大変だけど、アホな人間がやらないといけない」と同調していた。
 寺門さんは「彦根はロケ地として使えるなぁと思う場所が非常に多い」と話し、目加田さんは「(安土城をテーマにした)『火天の城』で映画制作に関わったが、ロケ地となった地元住民が盛り上がっていたのが印象的だった。彦根をロケ地に是非、映画をつくりたい」と話した。
 映画「桜田門外ノ変」でエキストラの登録者数が5000人に上り、多数の市民が集まったことについて、谷田部さんは「役者さんの力って本当に大きい。特に主演の大沢たかおさんが発表されてからは強力に広まった」と話した。聴講していた市民からは、「彦根のロケ地候補地ばかりを集めたショートムービーというのもユニークかも」との提案もあがっていた。

オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)学校訪問コンサート ひこね市文化プラザとの文化創造提携で

 クラシック団体のオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)による学校訪問コンサートが16日、彦根市立城北小と稲枝東小であり、児童がプロの演奏に聞き入っていた。
 OEKは昨年11月にひこね市文化プラザと文化創造提携を締結し、子どもたちにプロの音楽を聞いてもらうために、小学校訪問コンサートを計画。今年は春と秋に2校ずつ訪問する。
 城北小にはOEKのバイオリン、ビオラ、チェロの奏者4人が訪れ、全校児童274人が1~3年生と4~6年生に分かれて弦楽四重奏を聞いた。バッハやヴェートベンの名曲のほか、音がずれたように聞こえる「変な曲」や、動物をイメージした曲が披露。
 児童たちは曲ごとに大きな拍手をし、一緒に歌う曲では照れくさそうにしながらも歌っていた。6年生の平尾詩菜(しいな)さん(11)は「4人の方の音色が心に響きました。これからも楽しい音楽と感動を与える演奏を続けてください」と話していた。

彦根城・写生大会に750人 天守や櫓描く

 彦根城で15日、写生大会が開かれ、市内外の子どもや保護者ら約750人が天守や櫓などを描いていた。
 子どもたちは天守前のほか、城内櫓の前や玄宮園内に座り、絵の具などを使って絵を描いていた。天守を描いた高宮小1年生の桑原陽咲(ひさき)ちゃん(7)は「石垣を描くのが難しかったけれど、全体的には90点ぐらいの出来」と満足げだった。今年は市内と近隣市町の中高生が描いた彦根かるたを使ってのラリーも初めて行われ、参加者は城内48カ所に設けられたパネルを見て、クロスワードを解いていた。

2011年5月17日火曜日

被災地の小学校へ 城北小学校児童たちの「書」送る 鳥の子紙に貼り

 東日本大震災で被災した子どもたちを「書」の力で勇気づけようと、彦根市立城北小学校の全校児童274人による作品が13日に公開された。
 書家としても知られる堤豊宏教頭が、文字に宿る神秘的な「言霊(ことだま)」を被災者に送りたいとの思いから企画。児童のうち3年生以上は今月初めから、20㌢四方の画仙紙に手形を押し、その上に「絆」や「生」、「希」など10種類の文字を書いた。1、2年生はピンクや水色などでハートマークを描いた。
 児童たちの作品は、鳥の子紙(縦約1・8㍍×横約1㍍)に貼られ、中央には堤教頭が「命」「生」などの文字を書いた。計6枚が作られ、児童たちは自分の作品を指すなどして満足げだった。
 今月中に、子どもたちが被災地への思いを込めた作文と一緒に被災地の小学校に送る予定。

2011年5月16日月曜日

元衆院議員・岩國哲人さん滋賀大学講堂で講演へ、エネルギー小国・消費大国からの脱却で

 彦根市馬場1丁目の滋賀大学は19日午後2時半から講堂で、「地震を越えて日本の自信」をテーマにした講演会を開く。
 講師は、元メリル・リンチ米国本社上席副社長・元出雲市長・元衆院議員の岩國哲人(てつんど)さん=写真。東日本大震災という国難に対して、災害に強いまちづくりと、エネルギー小国・消費大国からの脱却について、これからの日本の対処法を話す。
 受講無料。先着200人。申し込みは滋賀大学経済経営研究所℡0749(27)1047かメール(ebr@biwako.shiga-u.ac.jp)。

2011年5月15日日曜日

ハープ奏者・OYUKIさん彦根市立病院緩和ケア病棟の個室で演奏、アイリッシュハープ復元楽器で

 彦根市尾末町のハープ奏者・OYUKI(おゆき)さん(35)は、彦根市立病院の緩和ケア病棟を不定期で訪れ、個室部屋でハープを演奏し患者に癒やしを提供している。
 ハープの種類には、主流となっているグランドハープと、ナイロン弦のアイリッシュハープなどがあるが、アイリッシュの中でも18世紀以前の金属弦のものはより貴重だとされる。
 OYUKIさんは14世紀に使われていたアイリッシュハープの復元楽器など3台を所有。市立病院へはそのうちの1台(高さ約50㌢)を持参し、平成20年9月から訪れており、治療が困難になった患者向けの緩和ケア病棟の個室で演奏している。市立病院は、患者同士が集まる場所でレクリエーションや音楽療法士による演奏会を定期的に開いているが、個室ではOYUKIさんのみ。
 曲目はアイルランドの子守歌など、「悲しみや楽しさ、まどろみを誘う曲までさまざま」で、また演奏では同じフレーズを繰り返し、波のように寄せては返すことをイメージして弾いているという。
 演奏を聞いた患者の女性(85)は「素晴らしかったです。またお願いします」と笑顔で話していた。
 OYUKIさんは「患者さん一人一人の様子を見て、曲を組み合わせながら演奏している。指揮者は患者さん。曲を聴いて喜んでくれる方もいれば、涙を流される方、眠られる方もいる。音に身も心もゆだねてもらうことを常に考えている」と話していた。
 今後はほかの病院や福祉施設、看取りをしている個人宅などへの訪問も考えているという。
 問い合わせはOYUKIさん090(6329)6148か、メール(oyukitomousimasu@nexyzbb.ne.jp)へ。

ブリヂストン彦根工場「B・フォレスト エコピアの森 プロジェクト」 荒神山保全で日夏町財産区を支援

 地元住民と協力して地域の森林保全に貢献する「B・フォレスト エコピアの森 プロジェクト」を進めているブリヂストンは、今年度から彦根工場(高宮町)でもプロジェクトを始める。
 地元の森林保全団体へ同社商品の売り上げの一部を寄付し、住民と社員が一緒になって間伐や枝打ちなどの整備を進めていくプロジェクトで、昨年1月から開始され、彦根工場で6地区目となる。
 彦根工場では荒神山を対象に、間伐や植樹などの活動を行うため、地元管理団体の彦根市日夏町財産区(管理者・獅山市長)と連携する。5年契約で年間80万円を同財産区に支援するほか、年に2回ほど協同作業を行い、今年は今月22日を最初に9月か10月にも活動を行う予定。
琵琶湖森林づくりパートナー協定
彦根では初、18日調印
 ブリヂストン彦根工場と彦根市日夏町財産区は18日に、琵琶湖森林づくりパートナー協定を締結する。県内では12件目だが、彦根では初。
 県内の森林保全を進めるため、県が仲介役となり、企業と保全団体が協定を締結し、森林整備のほか、企業側と住民との交流を進めていく。
 18日の県庁知事室での調印式では、嘉田知事の立ち会いのもと、獅山市長と矢崎進・ブリヂストン彦根工場長が協定書に調印する。

2011年5月12日木曜日

初の「彦根かるたらりぃ」 彦愛犬・旧米原町の中学・高校生が製作、15日の写生大会で

 15日に彦根城内である写生大会で、彦愛犬などの中高生が作った巨大彦根かるたを使っての「彦根かるたらりぃ」が初めて行われる。主催の彦根青年会議所(JC)では当日の参加を募集している。
 子どもたちに彦根の魅力を再認識させようと企画。彦愛犬と旧米原町の6高校と13中学校の美術部員に、彦根かるたの絵札48枚の製作を依頼した。字札と解説文は彦根JCのメンバーらが作り、絵札を合わせてパネル型(高さ180㌢×横45㌢)にして城内9カ所に設置。参加者は各パネルを見た上で、11問のクロスワードパズルに答え、一つの文章を完成させる。
 解説文に「カロム王子」が何回登場したかの問題やカロム体験コーナーも。彦根かるたらりぃの受付は表門のみで、ゴールは大手門。対象は写生大会の参加者1000人。高校以下の先着300人に城内でせん定された桜の木で作られたストラップを受付で進呈。
 写生大会の受付は表門か大手門か玄宮園で、各受付で画用紙の配付と回収。絵の具など画材は持参必要。午前9時から午後4時。絵が完成しなかった場合は27日までに彦根JC(中央町)へ。作品展示は6月25日~7時3日にビバシティで。中止の場合は午前7時から彦根JCホームページかエフエムひこねで案内。問い合わせは彦根JC℡0749(22)7522。
彦根西中は「こ」の段
 彦根西中学校では、美術部部長の北川尚美さん(14)と、荒木梨咲子さん(14)が、彦根かるたの「こ」の段を製作。水彩絵の具を使って、約1週間かけ天守閣の絵を描いた。北川さんは「満足のいく作品に仕上がった」と話していた。

映画「桜田門外ノ変」ロケ地復興支援イベント「ARUYO・FOR・JAPAN」彦根で あるよTシャツなど収益金 偕楽園・弘道館復興支援の会へ

 東日本大震災で被害を受けた、映画・桜田門外ノ変のロケ地を復興するための支援イベント「ARUYO・FOR・JAPAN」が15、16日の両日、彦根市内で開かれる。
 水戸市民有志らで組織の桜田門外ノ変映画化支援の会と、友好のある花しょうぶ通り商店街、四番町スクエア協同組合が共催。震災により、ロケ地だった日本三名園・偕楽園や水戸藩校・弘道館の一部施設、再現した桜田門などのセットが、崩壊したり、地割れが起こったりの被害にあったという。
 15日は四番町スクエアで午後2時~「桜田門外ノ変とその時代」をテーマにトークショー。支援の会のメンバーとDJ・YOSHI(よし)さんがトークを行うほか、映画にも出演した俳優・田中要次さんデザイン=写真=の「あるよ」Tシャツや関連グッズなどのチャリティー販売も。午後1時~同4時は募金活動。
 16日は午後2時~彦根商工会議所4階で、「映画のあるまちづくり」をテーマにフォーラム。支援の会の三上靖彦事務局長による講演と、支援の会メンバーと彦根市民代表による「彦根での映画制作の可能性」ついてのパネルディスカッション。募金も。
 両日とも参加無料。集まった義援金は水戸市の偕楽園・弘道館復興支援の会に送られる。

2011年5月11日水曜日

福島県相馬郡新地町に2㌧の物資送る 「AKIRA」同行し避難所でライブ、彦根金亀ライオンズクラブ

 東日本大震災の被災地支援で、彦根金亀ライオンズクラブ(正木喜八郎会長)が7日、福島県北部の相馬郡新地町を訪れ、コメや掛け時計など計2㌧の救援物資を届けた。
 正木会長の稼業の取引先が同町などにあるため、震災の数日後に見舞いのため訪問。広がるがれきの山を目の当たりにし、支援を決意。その後も何度か訪問して、現地のライオンズクラブに足りない物資を聞くなどして、今回、彦根金亀LCによる支援物資を送ることにした。
 6日夜には、クラブ会員が大型バスにコメ約1㌧分、しょうゆ、塩、砂糖など食料品と、仮設住宅用に壁掛け時計200個、自転車9台など計約2㌧の物資を積み込み、正木会長やクラブ会員ら12人が7日朝に現地入りした。
 参加者には滋賀県接骨師会の会員もおり、避難所生活疲れの被災者をマッサージするなどしたほか、滋賀で活躍する2人組ミュージシャン「AKIRA」も参加し、7日に避難所で応援ライブを行った。
 正木会長は「大勢の協力を得て、今回の支援に結びついた。被災地で必要なものは刻々と変わるので、今後も息の長い支援をしていきたい」と話している。

2011年5月9日月曜日

150種類以上の楽器で合奏 楽器・奏者募集 寺村邦子さんギネス挑戦8回目 「まけへんでぇ日本」テーマに

 来月26日にひこね燦ぱれすで、150種類以上の楽器の合奏によるギネス挑戦が行われる。主催者でピアノ教室講師の寺村邦子さん(55)=彦根市尾末町=は東日本大震災の復興を願い、「まけへんでぇ日本」をテーマに設定。当日は参加者が巻けない(負けない)鉢巻きを付けるほか、「希望」「元気」「笑顔」を被災地へ届けるため、花の種とメッセージ、絵、演奏の様子の写真を被災地へ送る予定だ。
 当日は午前9時~練習があり、同11時半~の本番では「イッツ・ア・スモールワールド」を5分以上演奏する。来月19日午前中に練習日を設けている。
 滋賀彦根新聞は、寺村さんの8回目(彦根では6回目)となる今回のギネス挑戦を1月19日付で報じた。これまでに約100種類の楽器が集まったが、目標の150までは届いていない。ハーモニカやマンドリンのほか、弦楽器が少ないという。楽器のほか、演奏者も現時点で100人未満で、随時募集している。初心者も歓迎。
 被災地へ届ける花の種やメッセージなども募っており、種は放射能で汚染された土の浄化もできるというナタネやヒマワリを特に募集している。当日は会場に募金箱も設置。花などは被災した東北地方の小学校に送る予定。
 寺村さんは「音楽と花、メッセージで、希望や元気を少しでも届けることができれば」と話し、協力者を求めている。申し込みはメール(gakki/ginesu@gmail.com)か、寺村さん℡090(5152)3918。

2011年5月8日日曜日

彦根市議会 民主党系新会派「夢みらい」結成 「議員定数20に削減」など掲げる、自民系は「公政会」に

 彦根市議会の会派・新政ひこね(4人)とガバナンス21・リベラル21(3人)が合流し、新会派「夢みらい」を6日付けで結成した。前の2会派は同日付けで解散した。
 メンバーは、八木嘉之、赤井康彦、辻真理子、矢吹安子、安藤博、小川喜三郎、有馬裕次の各議員。いずれも民主党の党員かサポーター、嘉田知事支援団体の対話の会に所属している。代表には八木議員が就任した。
 目標としている政策には、▽議会改革=①議員定数を20人に削減②議員報酬を10%削減③住民への議会報告会を開く▽安心・安全なまちづくり=①ひこね地域医療再生会議を創設②自主防災組織率を70%(現47%)に③中学校給食を早期に実現▽まちの活性化=①歴史文化を守り地域ブランドを確立②夜型観光を充実させて宿泊率を15%(現12・7%)・5万人増に③地元中小企業への積極的な支援―を行うとしている。
 会派名は、これからの「夢」と彦根の「みらい」を創造したいという思いから名付けた。
 八木代表は、低調な結果に終わった先の市議選を振り返り「市民からは『議会は何をやっているのか』という目で見られている。議会改革を進めていくという共通の理念で発起した議員で新会派を結成した」と話している。
「公政会」最大会派に
 自民系は、新公政会から前身の公政会に会派名を改名。新人の宮田茂雄、安居正倫、安澤勝の各議員と、谷口典隆、杉本君江の両議員が加わり計10人の最大会派になった。会長は杉本議員。10日に会議を開き、会派方針を決める予定。
 ほかの会派構成は、夢みらい7、以下会派に属さない議員(会派は3人以上)として公明党2、共産党2、無所属3。

2011年5月7日土曜日

小江戸彦根 彦根城内堀で運航の屋形船 4万人達成、棚橋勝道理事長が記念品

 NPO法人・小江戸彦根が彦根城内堀で運航する屋形船の乗客数が2日、4万人を突破。同日、玄宮園前の船着場で報告会が開かれた。
 4万人目は、埼玉県北葛飾郡杉戸町の若林幸江さん(38)。彦根観光が初めてという若林さんは、小江戸彦根の棚橋勝道理事長から、ひこにゃんのぬいぐるみと彦根銘菓「埋れ木」を贈呈。「4万人目に当たるなんて」と驚きの表情を見せながら喜んでいた。
 内堀での屋形船の運航は平成19年3月の就航から今年で4周年。棚橋理事長は「地域住民の協力のおかげ。無事故での運航をこれからも続けたい」と話していた。

2011年5月4日水曜日

岩下哲士さん絵画展 大洞弁財天の仏像など描く、味覚の宿「双葉荘」で

 左半身に障害がある岩下哲士さん(42)=甲賀市=の絵画展が8日まで、彦根市松原町の「味覚の宿『双葉荘』」で開かれている。4・5・8日は岩下さんも会場にいる。
 岩下さんは1歳の時に急性小児片まひを発症し、左半身が不自由になった。8歳の時から絵を描き始め、約20年前に東大寺(奈良市)で出会った仏像にひかれたのをきっかけに、絵に仏像を取り入れている。
 高宮で毎年6月に開かれている蝸牛会アート展に出展するため、4年前に彦根を訪問した際、宿泊した双葉荘で、古沢町の大洞弁財天を紹介され、同寺の仏像を描いた。
 作品は弁財天のほか、浅井三姉妹を仏像風にしたもの、「山中湖」「浄土」などの屏風、蝸牛会アート展に出展したテント絵などを、アクリル絵の具と水彩で描いた25点。同店のロビーや階段に展示している。
 岩下さんは「すべての作品とも好き。多くの人に見て欲しい」と話している。開館は午前10時~午後4時。

2011年5月2日月曜日

最年少彦根市議・北川元気氏語る「死ぬまで強く生きる」

 「未来の子どもたちを笑顔にしたい」―。27歳の若さでそう語る、彦根市議に最年少で当選した北川元気氏=写真=に、これまでの人生や議員を志したきっかけなどを聞いた。
 北川氏は10歳のころ、父親を病気で亡くした。「あんなに強くて大きな存在だった父が死に、数時間で『無』になった」と振り返り、以降「死」について考えるようになり「死ぬまで強く生きよう」との思いが芽生えたという。
 彦根南中卒業後は進学せず、飲食店や舗装工事などのアルバイトをし、18歳の時には東京での生活も経験。帰郷後は、飲食店を経営していたが、24歳の時に「自由人」として知られる高橋歩さんに出会い、それを契機に単身インドへ旅立ち、ギターとナップサックだけでタイやカンボジアなども旅した。
 海外では子どもたちに歌を歌ってあげたり、日本語を教えたりした。貧しい中でも楽しそうに生きている人たちと交流をしてカルチャーショックを受け、「豊かな生活をしている日本人として、今まで何をしてきたのか」「日本人としてかっこよく生きよう」と気づかされたという。
 帰国後は日本を旅しながら歴史を学び、その中でも知覧特攻平和会館(鹿児島)で20歳前後の隊員たちの遺書を読んだ時には涙が止まることなく、1通1通を読むたびに日本人としての誇りや大和魂を感じた。国内外の旅により「未来の子どもたちのために生きよう」という思いが強くなったという。
 その後は、夢を語り合うイベントを企画したり、自律型人材育成や相互支援などをテーマにした研修会にも参加し、研さんを積んだ。「人って変わらないと思う人がいるが、変わると思う」「自分がどう考えるかで夢を実現に持っていける」と話す。
 政治家を志したのは25歳のころ。テレビ番組の「朝まで生テレビ」で政治家たちが討論しているのを見、「お互いに悪口を言っているのが日本の代表なんて、かっこ悪い」「画面に文句を言っても始まらないなら、出よう」と決意したという。
 今の彦根市議会に対しては「ほかの市議23人の方は敵ではなく、彦根を良くしたいという共通の思いがある」「意見をつぶし合うのではなく、みんなのアイデアを出し合って最善の提案をしていければ良い」と提案する。
 最後に市民に対して「多くの票をいただいた重みを感じる。市議の立場として自分にしかできない仕事をやりたい。次の世代の子どもたちが、どのようなまちを残せば『ありがとう』と言ってくれるのか。色んな問題を抱えているが、あきらめなければ、最後は乗り越えられると思う」と、熱く語った。

岩手の三陸鉄道支援で三陸鉄道グッズ販売、近江鉄道ミュージアムで

 東日本大震災で大きな被害にあった、岩手県三陸海岸を走る私鉄・三陸鉄道(本社・岩手県盛岡市)を応援するため、近江鉄道は5日まで彦根駅東口の近江鉄道ミュージアムで、三陸鉄道グッズを販売している。
 震災の津波の影響で三陸鉄道では線路や高架橋が流されるなどの被害が出ており、復旧のめども立っていない。近江鉄道は、同じ私鉄として支援しようとグッズ販売を企画。売上金すべてを三陸鉄道に寄付することに。グッズは、ピンバッジ、キーホルダー、警報ブザーなど。