2010年10月31日日曜日

平和堂ホーム・サポートサービス お年寄りや子育て主婦らの買い物代行 範囲拡大

 平和堂は11月1日から、店舗へ買い物に行けない家庭に必要な商品を届ける「平和堂ホーム・サポートサービス」の配達範囲を拡大する。
 同社では、お年寄りや、身体障害者、子育て中の主婦など、外出するのが困難な人を支援しようと、彦根銀座店から約1㌔圏内の約5500世帯を対象に、今年9月1日より「お買い物代行サービス」を開始。日に日に利用者が増えているほか、圏域外の市民からもサービス範囲の拡大を求める声があるという。
 今月25日時点で対象地域は30町だが、1日以降は順次拡大し、11月中に1万世帯まで広げる予定。今後、市内のほかの店舗や市外でもサービスを導入する計画もあるという。
 会員になると、定期的に商品が載ったカタログが届けられる。受付日時は月曜~土曜の午前9時~同10時半。その日の午後0時半以降に順次配達される。年会費1000円と1回の利用に付き105円。申し込みは平和堂彦根銀座店℡0749(22)2828へ。

2010年10月30日土曜日

田宮寛人君と西川和輝さん、スペシャルオリンピックに出場 滋賀県勢は初登場

 知的障害者による競技会・スペシャルオリンピックスに、彦根市内からは田宮寛人君(15)と西川和輝さん(19)ら3人が出場することになり、27日に市役所で激励会があった。
 スペシャルオリンピックスは4年に一度行われる全国大会で、5回目の今回は来年6月にギリシャで開かれる世界大会の選手選考を兼ねて11月5日から7日に大阪府内である。滋賀県からの出場は初めてで、11人が出る予定。
 田宮君は卓球、西川さんらはバスケットボールに出場。市役所では市長が「活躍して大会を大いに盛り上げてください」と激励。田宮君は「一生懸命がんばります」、西川さんは「初めて出場する大会なので、思い切ってがんばります」と述べた。

2010年10月29日金曜日

多賀 一圓屋敷の屏風など一般に初公開、おかげまいりの話 農家レストランも

 江戸時代後期の建物「一圓屋敷」(多賀町一円)の屏風が、31日から初めて一般公開される。
 一圓家は江戸時代の庄屋で、屋敷は安政4年(1857)に建てられたとされ、平成20年にNPO法人彦根景観フォーラムに譲渡された。現在は同団体と、地元住民らで組織の多賀クラブとが結成した団体「多賀『里の駅』」が地元の町おこしの拠点として活用している。
 屏風は同家に伝わった、明治から昭和時代の墨竹図、秋草鶉図、山吹図=写真=など5、6点のものだが、荒廃した箇所もあるため普段はあけぼのパーク多賀が所蔵している。今回は彦根や多賀の歴史にふれてもらおうと、屏風のほか、彦根藩士で明治の三筆として知られる日下部鳴鶴の書など計17点を展示。
 開館は11月3日までの午前10時~午後4時。31日午後1時半~は雅楽の演奏会、3日午後1時半~は市川秀之県立大准教授の「おかげまいりの話」も。入場無料。
 31日午前11時半~と午後1時~は、地元野菜などを使った料理が出される「農家レストラン」も。1500円。申し込みは多賀クラブ・中川信子さん℡090(8791)4470へ。

彦根仏壇の漆塗師とプロダクトデザイナー・島村卓実さんの融合商品「chanto」考案、井上仏壇店

 彦根市芹中町の井上仏壇店(井上昌一代表)は、プロダクト(製品)デザイナー・島村卓実さん(47)と彦根仏壇職人の技を融合させた商品の試作品を開発。新ブランド「chanto(シャント)」名で、29日から明治神宮外苑である「TOKYO DESIGNERS WEEK2010」に出展した後、来年6月をめどに全国展開し、将来的には海外進出も目指す。
 同店では昨年5月に米国ニューヨークで開かれた見本市に、彦根仏壇の技を生かした壁掛けやテーブルなどを出展。その時に井上代表が島村さんと出会い、共同での商品作りを提案。昨年度のしが事業応援ファンド助成金の採択を受け、今年2月から毎月、東京や彦根で島村さんと話し合ってきた。
 最終的には多くの人が利用し癒しを提供できるとして「カフェ」に焦点を絞り、コーヒーセット、エスプレッソカップ、マルチトレイ、ザイス(あぐらをして座れるイス=写真=)など9種類、色も最大10種類そろえることに。ほとんどの製品に彦根仏壇の漆塗師・中嶋誠作さん(54)=後三条町=の技をほどこしている。ブランド名のchantoは、「背筋を伸ばして」「きちんと」という彦根の言葉「しゃんと」に由来。
 井上代表は「天然素材を使った仏壇職人と斬新なデザインで新しいカフェの時間を提案したい」と話している。島村さんは「このプロジェクトは新しいジャンルへの挑戦。彦根仏壇と微妙なニュアンスでつながることがブランドを確かなものにすると信じている」とコメント。
 今後は来年6月の東京でのインテリアライフスタイル展に出展し、国内での販売を開始。平成24年2月にフランス・パリで開かれるメゾン・ド・オブジェへも出展し、世界のブランド化も目指していくという。

2010年10月28日木曜日

滋賀レイクスターズ 小川伸也・ラマールイス両選手、金城小でバスケット教室

 プロバスケットボールbjリーグ・滋賀レイクスターズの選手たちがこのほど、彦根市立金城小学校を訪れ、5年生134人にバスケットを教えた。
 金城小へは、長浜出身の小川伸也選手(PG)、米国のラマー・ルイス選手(PF)、アシスタントコーチの根間洋一(ひろかず)さんらが訪問。児童たちはペアでボールを取り合ったりする準備体操をした後、シュートの練習をして楽しんでいた。小川・ラマー両選手もプレーに加わり、華麗なテクニックを披露すると、歓声が起こっていた。児童を代表して橋本歩さん(11)は「分かりやすく色々と教えて頂いて、とても勉強になりました」と礼を述べた。
 なお滋賀レイクスの今期、彦根での試合は12月4、5日の両日、市民体育センターで。開演は4日が午後3時、5日が午後1時。チケット販売は今月30日からコンビニや平和堂で。

「味の素」社員ゲストティーチャーに味覚教室、河瀬小の児童「うま味」習う

 味を感じる仕組みやうま味を知る「味覚教室」がこのほど、味の素(本社・東京中央区)の社員3人をゲストティーチャーに招いて、彦根市立河瀬小学校で行われた。
 家庭科の「食育」の授業の中で、5年生(3クラス)の88人がクラスごとに学習。教室では、同社社員から▽味は舌の味蕾(みらい)で感じる▽味には甘味(かんみ)、酸味、塩味(えんみ)、苦味、うま味がある▽最初に昆布からうま味を発見したのは研究者の池田菊苗(きくなえ)さんだった▽うま味は昆布からのグルタミン酸、かつお節からのイノシン酸、シイタケからのグアニル酸がある―ことを教えてもらった。
 その後、児童たちは、だし汁だけ、味噌汁だけ、ミックスしたものを飲み比べて、味の違いを学んだほか、かつお節作りの体験などをした。
 児童の田口紗加さん(11)と須田裕香さん(11)は「試飲では3種類とも味が違って、うま味を感じることができた。日本人がそれを発明したのはすごいと思う」と話していた。

2010年10月27日水曜日

ひこにゃん 人気ダントツ ゆるキャラグランプリ 大差で初代王者に、携帯電話ではタボくん

 ゆるキャラまつりin彦根で初めて行われた人気投票「ゆるキャラグランプリ」(投票用紙方式)で、ひこにゃんが次点に大差をつけて1位に輝いた。2位は彦根東高校の「ぎんにゃん」だった。
 人気投票は、ガイドブックに添付された投票用紙による方式と、携帯電話専用のサイトからの2パターンで実施。投票用紙では総数1745票のうち、ひこにゃんが20%超の356票を獲得し、ぎんにゃんの82票を大きく引き離して初代王者に輝いた。3位以下は、岐阜の柳ケ瀬商店街の「やなな」、歌手・西川貴教さんのタボくん、京都の鸞恩(らんおん)くんの順番だった。
 なお携帯方式では1位がタボくんで、ひこにゃんは9位だった。

ゆるキャラまつり 経済効果は約4億3000万円

 ゆるキャラまつりin彦根の経済波及効果の試算額が約4億3000万円だったと、実行委員会が26日発表した。
 ゆるキャラまつり実行委員会発表の来訪者数約7万5000人のうち、22・23日の宿泊客が1900人で利用単価が2万4479円、イベントのあった23・24日の日帰り客が7万3600人で利用単価が5195円だったと想定し、その経済効果額を算出。その結果、宿泊客の合計が約4651万円、日帰り客が3億8235万円で、総計が4億2886万円になったという。
 なお、昨年は3日間の来訪者数が約7万2000人、経済効果の試算額が約4億5000万円だった。

2010年10月26日火曜日

ゆるきゃらまつりin彦根 2010スライドショー。

ゆるキャラまつりin彦根 2日間で7万5000人、銀座なども賑わう ASA彦根「あさ彦」も人気

 彦根市内で行われた「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2010~」には、23日に約3万5000人、午後から雨降りとなった24日にも約4万人(いずれも主催者発表)が訪れた。
 2日間で来場したゆるキャラは、23日が30都道府県の153体、24日が30都道府県の160体で、フィンランドとサイパンのキャラを合わせて2日間で170体。23日には銀座商店街でゆるキャラたちともちつき大会、24日には花しょうぶ通りで戦国三種競技ユルイアスロンも行われた。
 ユルイアスロンでは、しまさこにゃん、いしだみつにゃん、浅井三姉妹、ながまさくんなど戦国武将のゆるキャラ17体が交互に見守る中、3人一組のチームがサイダー一気飲み、カン馬30㍍往復、三輪車50㍍往復で競争。競技場となった通りには約2000人が訪れ、競技や応援するゆるキャラたちを見守っていた。
 朝日新聞の販売店「ASA彦根」(本店・平田町)のイメージキャラクター「あさ彦」=写真右下=も、ゆるキャラまつりの会場にブースを設け、来場者の人気を集めていた。
 同店社員の小山尚子さん(25)がデザインを考案。同店のビジョン(和みと温もりと笑顔をお届けします)のうち、和(わ)・来(らい)・温(おん)をとってライオンを主体にしており、特技は新聞配達だという。ストラップなどのグッズを作成しており、カレンダーやマグカップも作る予定。

2010年10月23日土曜日

ゆるキャラまつりin彦根 開幕、国内外から170体集合 商店街賑わう

 「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2010~」が23日開幕。彦根市内の商店街は多くの来場者でごった返している。
 23日朝の開会式では、ホスト役のひこにゃんがまず登場し、大きな歓声を受けていた。獅山市長のあいさつ、実行委員会の富田恵一委員長が開幕を宣言した後、彦根のキャラクターたちも登壇。カメラのフラッシュを浴びていた。
 2日間で来場するキャラクターは、23日が30都道府県の153キャラ、24日が30都道府県の160キャラで、フィンランドとサイパンのキャラを合わせて2日間で170体。
 夢京橋キャッスルロードと四番町スクエアに各キャラのブースが設けられるほか、3カ所に設けられたステージに各キャラがあがり、15分ごとにPRする。ほかに銀座商店街で23日午後1時~ゆるキャラたちともちつき大会、花しょうぶ通り商店街で24日午前10時~午後2時半に戦国三種競技ユルイアスロン、登り町グリーン通り商店街でゆるキャラポスター展もある。

2010年10月22日金曜日

「ゆるキャラまつりin彦根」あす23日開幕 (会場地図掲載)

 「ゆるキャラまつりinひこね」が、あす23日に開幕する。24日まで。
 夢京橋キャッスルロードと四番町スクエア第1・第2駐車場に各キャラのブースが設けられるほか、キャッスルロード(宗安寺前と三中井前)と四番町スクエア第1駐車場の3カ所に設置されたステージで各キャラが15分ごとにPRをする。両日とも午前9時~午後3時半。本部席は関西アーバン銀行の斜め前。
 ほかにも、花しょうぶ通り商店街で24日(午前10時半~午後2時)に、ゆるキャラたちの応援のもと行われるリレー式の「戦国三種競技・ユルイアスロン」、銀座商店街で23日午後1時~ゆるキャラともちつき、登り町グリーン通り商店街でゆるキャラポスター展も開かれる。
 ゆるキャラまつりでは、「ゆるキャラグランプリ」と題した人気投票も今回初めて実施。
 公式ガイドブックに添付されている投票用紙でまつり当日に好きなキャラ3体を選んで投票するか、携帯電話の特設サイトでの投票もまつり終了翌日の25日午前10時まで受け付けている。まつりに参加しないキャラへの投票も可。まつり後にそれぞれの結果を公表する。

「ゆるキャラまつりin彦根」ガイドブック 売り切れも、会場などで販売

 「ゆるキャラまつりin彦根」のガイドブックの売れ行きが好調だ。昨年は売れ残ったが、今年は「まつり1日目で売り切れてしまうのでは」(実行委員会)との声もあがるほど売れている。
 実行委員会では6000冊を発行したが、21日時点ですでに2000冊以上売れたという。今年初めて行うゆるキャラグランプリの投票券が付いたことや、価格を昨年より100円下げて500円のワンコイン化したことが好調な売れ行きの一因のようだ。
 ガイドブックはA5判、126ページ。2日間に登場する170キャラの写真を載せ、名前や出身地、普段いる所、特技、好物を紹介している。
 彦根商店街連盟の加盟店、宿泊施設のほか、当日は本部席でも販売する。

2010年10月21日木曜日

ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2010~ 23・24日 過去最多170体、ゆるキャラグランプリも

 全国から過去最多の170体のゆるキャラが集う「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2010~」が23、24日の両日、彦根市内の商店街で開かれる。
 平成20年の第1回は46体の参加だったが、昨年は138体と大幅に増加。3回目の今年も、33都道府県と海外2カ国から170体が参加する。6月の締め切り後も約20体から応募があったが、断らざるをえなかったという。
 まつりでは、夢京橋キャッスルロードと四番町スクエア駐車場に各キャラのブースが設けられるほか、3カ所に設置されたステージで各キャラが15分ごとにPRをする。両日とも午前9時~午後3時半。
 ほかにも、花しょうぶ通り商店街で24日(午前10時半~午後2時)に、ゆるキャラたちの応援のもと行われるリレー式の「戦国三種競技・ユルイアスロン」、銀座商店街で23日午後1時~ゆるキャラともちつき、登り町グリーン通り商店街でゆるキャラポスター展も開催。
ゆるキャラ人気投票
ガイドブックと携帯電話で
 ゆるキャラまつりでは、「ゆるキャラグランプリ」と題した人気投票も初めて実施。公式ガイドブック(500円)に入っている投票用紙でまつり当日に好きなキャラ3体を選んで投票するか、携帯電話の特設サイト(http://gp.yuruchara.com/)での投票もまつり終了翌日の25日午前10時まで受け付けている。まつりに参加しないキャラへの投票も可。まつり後にそれぞれで結果を公表する。
ゆるキャラクイズも
携帯電話使いながら
 学生グループ・滋賀大学SIFEは、23、24日のゆるキャラまつりで、来場者に携帯電話を使ってクイズに答えてもらう取り組みを行う。本部横で受付をし、キャッスルロードと四番町スクエア内に設置されたQRコードに携帯電話をあて、ゆるキャラに関するクイズに答える。参加賞と正解率に応じて合格証あり。参加無料。

ゆるキャラ・ベロタクシー ゆるキャラまつり控えデザイン一新、五環生活

 彦根市内のゆるキャラが車体にラッピングされたベロタクシー(自転車タクシー)の運行が始まった。市内でベロタクシーを運行するNPO法人五環生活が、ゆるキャラまつりに合わせてデザインを一新した。
 車体にイラストされたのは、しまさこにゃん、カモンちゃん、やちにゃん、ぎんにゃん、ゑびすくんなど11体で、ひこにゃんはない。2台にラッピングをした。ゆるキャラまつり当日は、キャッスルロードの周辺などを走行させる予定。ゆるキャラまつり後も継続する。
 お薦めコースは30分で中学生以上1500円、小学生以下900円、乳幼児無料。火曜休みだが、前日まで予約すれば運行する。問い合わせは五環生活℡0749(26)1463へ。

2010年10月20日水曜日

井伊家松原下屋敷(お浜御殿)の庭園でせん定講習、庭師集団 いろは組 「庭の手入れ法教えます」

 古い民家の庭の整備法を伝えている庭師集団「いろは組」(川窪康弘代表)が17日、彦根市松原町の井伊家松原下屋敷(お浜御殿)の庭園でせん定講習会を開いた。
 江戸時代の民家などには庭が併設されているが、庭の手入れが面倒だとして建物と一緒に更地化されている地区が彦根市内でも増えている。そのため、県内の若手庭師15人がいろは組を結成し、講習会などの場で、庭の手入れの仕方や好みの形にする「自分庭園」の作り方を教えている。先月19日には高宮・不破邸でも講習会を開いた。
 この日の講習会には約15人が参加。庭師がせん定ばさみや木ばさみなどを使って、お浜御殿内の庭園の約20種類の樹木を美しくした(写真はせん定前=左=と後)。川窪さんは「庭の手入れは手間がかからず、誰でもできるということを知ってほしい」と話している。問い合わせは「いろは組」ホームページへ。

カロム王子が初登場 23回目を迎えたカロム日本選手権大会、彦根青年会議所主催

 カロムのイメージキャラクター「カロム王子」の着ぐるみが、17日に滋賀大学(彦根市馬場1)で行われたカロム日本選手権大会に初登場し、子どもたちの人気を集めていた。
 彦根青年会議所が今年4月15日~6月11日に募集し、子どもの部の160点、大人の部の367点の応募の中から、稲部町の主婦・山本ゆう子さん(38)考案のカロム王子が選ばれた。
 着ぐるみの製作は、彦根西高家庭科学科の生徒10人が担当。8月中旬から約2カ月かけて仕上げた。カロム大会の会場にも駆けつけた代表の土田蕗由(ふゆ)さん(17)と土田祥子さん(16)は「いい感じで出来た」と満足げだった。
 カロム王子は23、24日の両日、彦根市内で開かれる「ゆるキャラまつり」にも登場する予定。
カロム大会に570人
 23回目を迎えたカロム日本選手権大会には、シングルス・ダブルスの計8クラスに5歳~93歳の延べ570人が参加した。各クラスの上位のうち彦犬地区は次の皆さん。【シングルス】▽小学4年~6年=①北村知也(9)・開出今③早川黎奈(11)・野瀬▽中学生以上=③門野悟(53)・古沢▽60歳以上=③松浦繁代(75)・西今。【ダブルス】▽親子=②北村光夫(44)・知也(9)④門野隆(48)・竜河(12)、池州▽中学生以上=④奥居聡(54)・美加(22)。

湖東の古民家に移住しに来て 高宮・不破邸で車座談義、 「湖東地域定住支援ネットワーク」

 空き家への移住を考える人に湖東地域の魅力を伝える「車座談義」が16日、江戸末期の旧家・不破邸(※)=彦根市高宮町=で開かれた。
 湖東地域への移住者を増やして空き家の有効活用を図ろうと、県立大学地域づくり教育研究センター、彦愛犬1市4町、地域団体からの約10人が今年6月に組織した「湖東地域定住支援ネットワーク」(代表・奥貫隆県大地域づくり教育研究センター特任学長補佐)が主催。
 この日は、旧庄屋の一圓屋敷(多賀町)などを見学した後、不破邸入りし、屋敷や蔵の中を見て回った。談義では、東京から彦根へ移住してきた造形作家・茗荷(みょうが)恭介さん、サンライズ出版の岩根順子さん、県商工会連合会の西澤哲さん、彦根市下石寺出身で「結びめ」(高島)の西川唱子さんが湖東の魅力について話した。
 茗荷さんは「芹川沿いを歩くと、その日の山の様子がよくわかり、環境とか人々の暮らしぶりが伝わってくる」と話し、西澤さんは「地域には地域のもっている風土など遺伝子がある。街づくりを考える場合、その顔をどのようにつくるのかにかかっている」と語った。
 大阪・寝屋川から参加した上中一也さん(36)は「こういう取り組みをされていることはあまり知られていない。移住希望者は多くいると思うし、外に向けてもっと情報を発信してほしい」と話していた。
 【不破邸】高宮町に残る旧商家。母屋の天井裏の棟札に安政2年(1855)と記されているため155年以上前の建物とみられる。敷地内には母屋のほか、庭、蔵などもある。家を興した不破彌三郎は安永2年(1773)に犬上郡高宮村の農家・中居五郎助の三男として誕生。10歳から京都や大阪で奉公し、22歳の時から行商を開始。29歳のころから信州を拠点に商売に没頭し巨万の富を得る。65歳の時に彦根藩への功績から名字帯刀が許される。嘉永5年(1852)3月に79歳で死去(以上、県立大学の調べによる)。

鳥居本地区の山中でクマ棚見つかる、クマの生息確認は彦根で初めて

 彦根市は18日、鳥居本地区の山中で、ツキノワグマが餌(えさ)を食べた痕跡「クマ棚(だな)」(※)=写真=が見つかったと発表。今年は全国各地でクマの襲撃によるけが人が発生していることから、彦根市でも近隣住民に注意を呼びかけている。
 クマ棚が発見されたのは中山投棄場の約500㍍奥に入った山中で、集落からは約1㌔離れている。市内でクマの生息が確認されたのは初めてだという。
 市によると、今月3日午後3時20分ごろ、ニホンジカを駆除するため山に入っていた県猟友会彦根支部の会員の一人が、ドングリの木の上にクマ棚を見つけた。
 市農林水産課では「集落に近い場所でクマだなが見つかるのは珍しい。山には近寄らないようにしてほしい」と話している。
 【クマ棚(だな)】クマが餌を食べる足場をつくるために、クリやミズナラ、コナラ、ブナ、ドングリなどの樹木の上に、枝を一カ所に集めて作ったもの。

2010年10月19日火曜日

ひこにゃんのオリジナル切手セット、20日~滋賀県の湖東・湖北の郵便局で限定発売

 ひこにゃんがプリントされたオリジナル切手セット=写真=の販売が、20日から湖東・湖北の郵便局(簡易除く)で始まる。限定5000セット。
 切手のデザインは、玄宮園、スミス記念堂、芹川けやき並木、佐和山など10カ所の彦根の名所と一緒にひこにゃんがイラストされたもの。80円×10枚の切手のほか、オリジナル携帯ストラップとオリジナルポストカードも付いている。1セット2000円。彦根、犬上、愛荘、米原、長浜の計71郵便局で販売。
 25日からはホームページ「郵便局の通販ショップ」でも200セット発売。要送料。

彦根城で運行の人力車 乗車体験 彦愛犬で開催、ひこね亀樂車

 彦根城内で人力車を運行する「ひこね亀樂車(きらくしゃ)」は16日、彦根市立図書館前で人力車の乗車体験会を開いた。24日には旧豊郷小旧校舎群、31日には愛知川図書館内でも行う。
 ひこね亀樂車は市内の若手有志4人で組織し、昨年10月31日に人力車の運行を始めて以来、観光客の人気を集めている。湖東地域の子どもたちにも人力車の魅力を知ってもらおうと乗車体験会を企画した。
 彦根では26組の親子が順番に人力車に乗って、市立図書館裏手のマラソンコースのうち約200㍍をゆっくり往復した。人力車に初めて乗ったという松原2丁目の若林明日風ちゃん(7)は「思ったよりも高さが高かったけれど、おもしろかった。機会があればまた乗りたい」と話していた。
 犬上と愛荘での乗車体験は午前10時~午後3時。無料。記念バッジも進呈。申し込みは「ひこね亀樂車」ホームページへ。

環境産業見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ」20日~3日間 長浜ドームで

 環境産業見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ」が20日から3日間、長浜ドームで開かれる。
 「環境と経済の両立」をテーマに、環境負荷を低減する最新の製品、技術、サービス、ビジネスモデルが一堂に集まる国内最大級の見本市で、県内の経済団体や自治体、大学などで組織する実行委員会が主催。
 13回目を迎える今年は、過去最大規模の313企業・団体が▽新エネ・省エネ▽浄化▽環境土木・環境建築▽廃棄物処理・リサイクル▽食と環境ビジネス―など17ゾーンで出展する。
 中小企業が全体の7割を占め、3日間で3万6000人の来場を見込んでいる。午前10時~午後5時(22日のみ4時まで)。

2010年10月16日土曜日

「彦根のこれから」市民座談会 七曲り三軒茶屋で 小島誠司さん・柴田雅美さん・馬場昭さん・山名朋希さん招き、滋賀彦根新聞社主催

 新聞週間(15日~21日)に合わせて、滋賀彦根新聞社は、七曲り通りの技の駅「七曲り三軒茶屋」で、「これからの彦根」と題した市民座談会を開いた。
 出席していただいた市民代表は、NPO法人小江戸彦根副理事長・小島誠司さん(39)=河原2、NPO法人リンクス代表理事・柴田雅美さん(42)=平田町、稲枝青楽団代表・馬場昭さん(30)=本庄町、彦根家チンダンバンド団長・山名朋希さん(30)=池州町―の4人。コーディネーターは本紙編集長の山田貴之が務めた。
パンツ燃やし ふんどしへ
屋形船、初めは散々言われた
 山名 彦根家チンダンバンドの団員を5年間ほどやっていて、年間50回ぐらい活動をしている。またひこね市民活動センター(金亀町)の事務局も務めている。センターは市民団体の交流の場や活動をPRする場になっていて、柴田さんが理事として入って頂いたこともあり、安定した活動ができるようになってきたかなと思う
 馬場 稲枝地区の青年団・稲枝青楽団で、稲枝地区が元気になれば、稲枝地区を賑やかにしていこうと、音楽のライブイベントなどをしている。今年の夏には、連合自治会や公民館、商工会、青少協などに呼びかけて「稲盆」という夏祭りをした。また、地域の地場産業の活性化につながればと、地元の近江上布の伝統工芸士の方と知り合って、「ふんどし」を作った
 柴田 私も一時、そのふんどしを愛用していたが、結構、風通しが良くていい
 馬場 僕はパンツの日(8月2日)生まれなので、昨年のパンツの日に、持っていたパンツを琵琶湖ですべて燃やした。以来、ふんどししか着用していない
 柴田 これ着けて船頭したらかっこいいんじゃない?
 小島 屋形船で着けている股引きでも何回か「危ない」ことがあった。お客様に失礼がないようにしている
 山名 何の話や・・・
 小島 改めて・・・、NPO法人小江戸ひこねで、彦根城の内堀で屋形船を運航していて、4年目になって乗船者数も約3万8000人に。これまで事故もなく、ようやく彦根の観光資源の一つとして定着したのではないかと。北は北海道から南は鹿児島まで、屋形船のために来てくれる観光客もいる
 最初言い出した時は、「そんなモン浮かぶわけないやろ」とか、「寝ぼけてんのか」など、散々言われたが、市教委、県教委、文化庁まで正面突破で実現までいき、その後は色んな方の協力をいただいている
 ―なぜ、屋形船をしようと
 小島 彦根城はほとんどの櫓の図面などが残っており、彦根城はもう一度、全部建て直すことが可能。しかし高齢者や障害者の方には不親切な施設だったため、誰が来ても楽しめる観光施設にしようと、屋形船の運航を考えた。バリアフリー対応にもしたため、甲良養護学校の生徒さんや、高齢者施設の利用者さんもよく来られるようになっている
 柴田 小学生も1回ぐらい乗ってもらわないと
 小島 学校単位はないが、子ども会単位での参加はたまに
NPOへ長く支援を
市民活動センターは登竜門
 柴田 NPO法人リンクスの代表理事で、そもそもは中小企業を支援するために設立した。
 さらに現在は、市民活動の中間支援的な活動もしている。市民活動団体はたくさんあるけれど、やりたい人が好きな事をやっているという範囲に止まっているような気がして、その人たちの情熱を無関心な人たちに向けられないかと。その対象は大学生であったり、企業にお勤めの人であったり、お年寄りであったり。その流れの一環で市民活動センターさんと一緒に企業と市民活動を繋げていく取り組みをしたり、聖泉大学では学生に市民活動の事を知ってもらって成長してもらいたいと思っている
 小島 市民活動センターを見ていると、NPOって、本当に良い活動している団体が多い。だけど、スポンサーになる行政や企業は、だいたい一事業に対して3年~5年ほどしか補助をしない。どんなに良いことをしても、つぶれてしまうNPOが県内でも多くある。小江戸ひこねは収益事業だから救われているが、NPOは普通、確固とした収益事業を持っていない。こういう団体に、長く支援をしてくれる方がよっぽどありがたい。NPOへの支援は、超低空飛行でロングランが良い。単発ドカンはイベントには向いているが、活動を長く続けていくことには向かない
 だから市民活動センターは、市民団体の揺りかご、揺らんだと思う。市民活動の登竜門としては最適で、例えば、退職して何かしようかと思った時、市民活動センターには、森林保護や教育、福祉などあらゆるメニューがある。そして興味を持てば、毎月15日の集会に行って話をするだけでも良い。そういう意味でボランティア活動の登竜門だといえる
 山名 毎日、開けているわけではないけれど、たまにそういう方も来られる。実際、ボランティアガイドなど市民活動している方は退職の方が多い
 馬場 僕も15日に何回か行き、色んな人がいるのだなと思い、僕らも何かやってみようと。稲枝だけにならずに、市北部とも関わりもって出来たのは市民活動センターがあったお陰
 山名 良かった。うれしい(続きは本紙紙面10月16日付けで)

2010年10月15日金曜日

皇太子さまが伊吹山登山など湖北ご訪問

 登山を趣味とされている皇太子さまが13日、伊吹山登山を楽しまれた。
 皇太子さまは、米原市生涯学習課歴史・文化財保護室の高橋順之さんの先導で1合目から出発。高橋さんが、中山道の歴史などを説明すると、中世交通史を研究されている皇太子さまは熱心に耳を傾けられていた。山頂では秋の景色を写真に収められていた。
 13日夜のご宿泊先となった北ビワコホテルグラツィエ(長浜市港町)では、上羽輝明社長が皇太子さまをお部屋にご案内。夕食には地元の食材を使った和食を食べられた。
 14日朝のご出発時には、噂を聞きつけた市民約100人がホテルの玄関に駆けつけた。皇太子さまは笑顔で手を振って、写真撮影に応じられていた。14日は木之本など湖北地域の歴史に触れられた。

生涯スポーツ功労者表彰受章の伊藤紀子さん「今後もスポーツ振興に」

 今年度の生涯スポーツ功労者表彰を受章した伊藤紀子さん(70)=彦根市原町=が12日、市役所に招かれた。
 同表彰は市町村などで10年以上、スポーツの普及、指導で特に尽力した40歳以上の現役の指導者に贈られる。今年度は全国で159人が選ばれ、そのうち女性は34人。8日に東京の中央合同庁舎で表彰式があった。
 伊藤さんは市体育指導委員、近畿ブロック体育指導委員協議会女性部長などを歴任した後、平成18年4月~滋賀県体育指導委員協議会会長と彦根市体育指導委員協議会会長を務めている。
 伊藤さんは「個人で頂いたのではなく、これまで先人が築いてきたことや、皆さんのバックアップがあっての受賞となった。今後も地域のスポーツ振興に力を出していければ」と話した。市長は「今後もスポーツ振興のために更に尽力いただきたい」と述べた。

2010年10月14日木曜日

悪しき国家と赤ちゃん政権

 特権階級の利権を失うことを恐れ、特権階級制度に反対する有能な人材を抹殺する国家。そしてその一方で、戦略的互恵関係という美辞麗句のみに固執し、その悪しき国家の恫喝に怖気づく政権。これは、中国と日本の現政権を指すのは言うまでもない。
 中国は、さきの尖閣諸島問題でのヤクザ外交では、その貪婪さを露わにし、ノーベル平和賞を受賞した中国の民主化を唱える活動家・劉暁波(リウ・シャオボー)さんの投獄では、自由と基本的人権が保証される人間社会への挑戦とも言うべき愚行を見せつけ、国際社会から強い反感を買っている。
 中国は共産党一党独裁国家であり、民主化運動は国家体制を転覆させる恐れがあるとして、運動家たちには監視の目が付きまとっている。ノーベル平和賞を受賞した劉さんの自宅の電話や妻・劉霞さんのケータイなどはすべて盗聴され、メールも傍受されているという。
 中国の弟分の北朝鮮も同様だが、このどうしようもない兄弟が隣国にいるのは、日本にとって不幸であるが、国を移すわけにもいかず、日本にはこの悪しき兄弟を改めさせる役割があろうに。
 しかし、この兄弟を恐れ、米国に抱っこされた赤ちゃん(民主党)政権では、その暴走を止められることはできるはずがない。民主党内でも、枝野幸男幹事長代理が「悪しき隣人でも、隣人だからそれなりの付き合いをしなければならない」「外交的な美辞麗句は良いが、本当に日本のパートナーになりうるのか。私たちにとって当たり前の法治主義がない」と良識ある発言をしたが、その翌日には官房長官の仙谷何某(なにがし)が「枝野氏の発言は不適切だ」と、中国の共産党員のような妄言をしている。
 無法地帯といえる国家の暴走に強い怒りをおぼえると同時に、その悪しき隣人を放任したまま正そうとしない現政権に、どうしようもない失望感を抱くのは小生だけではあるまい。【山田貴之

2010年10月13日水曜日

水戸市の加藤浩一市長 井伊家菩提寺・清凉寺に初訪問

 水戸藩士らにより井伊直弼が暗殺された安政7年(1860)3月3日の桜田門外の変から今年で150年―。彦根市と水戸市とのわだかまりを完全に解こうと、水戸市の加藤浩一市長(67)が10日、同市の市長として初めて清凉寺(古沢町)の井伊家墓所を訪れ、井伊家代々の墓の前で手を合わせた。
 安政5年~6年の安政の大獄で井伊直弼は、水戸藩家老・安島帯刀らを処刑。その翌年に桜田門外の変が起こった。
 彦根と水戸は昭和43(1968)年に親善都市提携を締結。昨年11月には井伊家第十八代当主・直岳さんや獅山市長らが初めて水戸市を訪問し、帯刀らの墓を参った。加藤市長も今年3月に井伊直弼の墓がある東京・豪徳寺で営まれた百五十周忌法要に参列した。
 この日、加藤市長は尊皇攘夷派の水戸藩士をまつる福井県敦賀市の松原神社での例大祭に参列した後、彦根入り。出迎えた獅山市長と北村昌造・彦根商議所会頭と井伊家代々の墓を参った加藤市長は「ほっとした気持ちだ。これで両市のわだかまりが解けたのではないか。これからも両市の交流が深まることを願っている」と話した。獅山市長は「雨降って地固まるだ。これからも水戸市とはフランクな交流をしたい」と語った。

2010年10月11日月曜日

彦根城で運行の人力車「ひこね亀樂車」人気、16日~彦根・犬上・愛荘で体験教室

 彦根城内で人力車を運行する「ひこね亀樂車(きらくしゃ)」は16日から3回、彦根・犬上・愛荘地区で、子ども対象の教室「人力車で学ぼう」を開く。
 人力車を通じて昔の暮らしや環境問題を学んでもらおうと企画。人力車の乗車体験(彦根会場25組、犬上・愛荘会場40組)、問題に答えて記念バッジゲット、パネル展示。▽彦根会場=16日午前9時~正午、市立図書館内▽犬上=24日午前10時~午後3時、旧豊郷小旧校舎群▽愛荘=31日午前10時~午後3時、愛知川図書館内。対象は彦愛犬の小学生以下と保護者。参加無料。
 「ひこね亀樂車」の人力車は彦根市の若手有志らが昨年10月31日に運行を始めて以来、観光客の人気を集めている。
 全長約2・5㍍、幅約1・2㍍、高さ約2㍍の大人二人乗り。人力車の制作を手がける皆川稔さん(76)作で、井伊家にあやかり朱色を基調にしている。俥夫は中村哲也さん(36)。スミス記念堂や四番町スクエアなどにも走らせている。
 初めて乗ったという大津市の大学生・山岡沙弥加さん(21)は「思ったよりもゆったりと乗れて、らくちんだった」と話していた。料金は10分1人1000円で、婚礼などでも使用できる。問い合わせは中村さん℡080(4244)4416へ。

2010年10月9日土曜日

彦根市 伝統的建造物群保存地区(伝建地区)保存条例を制定へ、本町・芹橋・花しょうぶ・七曲り・高宮・鳥居本で

 彦根市内の城下町や中山道沿いに残る江戸~大正時代にかけての建物を保存するため、市は伝統的建造物群保存地区(伝建地区)保存条例を制定することにし、その素案を公開し意見を求めている。
 市内には文化財的に貴重な建物が多く残っているが、世代交代や開発により、取り壊されている地区もある。市はその貴重な建物を後世に残しつつ、一つのエリアを形成し観光拠点にしていくため条例を制定することにした。
 市教委文化財課が伝建地区に想定しているエリアは、▽本町▽芹橋▽花しょうぶ通り▽七曲り通り▽高宮▽鳥居本―の6地区=写真は七曲り。そのうち花しょうぶ通りにおいては、すでに建物調査をしており、ほかの地区においても条例制定後、随時、調査を進めていく。
 条例制定後は、地区ごとに地元住民らで組織の保存審議会が設置され、地元の同意を得られれば、保存地区が決定。その後、保存計画が策定される。市は今年度中の条例制定、来秋の施行を見込んでいる。
 素案によると、伝建地区に指定された場合、地区内の歴史的建造物を家主が改築などする場合に許可がいる一方、市からの補助や免税措置がとられるなどの優遇もある。
 市は将来的に国選定の重要伝建地区の選定も目指している。県内ではすでに、大津・坂本、近江八幡、旧五個荘が重要伝建地区になっている。
 条例の素案は、文化財課、支所・出張所、情報公開コーナー(庁舎1階)、市のホームページで閲覧できる。意見は11月1日までに文化財課へ。

2010年10月8日金曜日

小田柿寿郎さん水墨画展 ひこね市文化プラザで、写実的水墨画から現代水墨画の軌跡

 現代水墨画協会参事などを務める小田柿寿郎さん(63)=彦根市河原1丁目=の現代水墨画展が、11日までひこね市文化プラザメッセホールで開かれている。
 120号の大作を含む水墨画34点と、彦根城内と周辺をスケッチした墨彩画12点。初期の写実的水墨画から理想とする現代水墨画への軌跡をまとめたという。
 銀座の路地裏、日夏のさびれた小屋、東口が整備される前の彦根駅、曽根沼など彦根市内のほか、伊吹山、米原の漁村、木之本の古民家など湖北の風景を描いた作品がある。同じ場所で水墨画と油絵を描き分けたコーナーや、竹生島と稲枝の湖岸の風景をミックスさせたものもある。
 小田柿さんは「水墨画は素晴らしい芸術。水墨画が芸術の一分野を占めていることを知ってもらいたい」と来場を呼びかけている。
 10日午後2時~は現代水墨画協会・川端豊次理事長による実演と講義、小田柿さんの作品解説も。開館は午前9時~午後5時だが、最終日の11日のみ午後4時まで。入場無料。

彦根市内6年生と留学生ら能楽を体験、彦根ロータリークラブ主催

 彦根市内の小学6年生と留学生が能楽を学ぶ体験教室が、4~6日に彦根城博物館能舞台で行われた。 
 子どもたちに日本の伝統芸能をじかに体験してもらおうと、彦根ロータリークラブが企画し、講師には観世流の能楽師・中森貫太さん(49)らを招いた。教室は市内の小学6年生とミシガン大生、県立大と滋賀大の留学生ら総勢約1350人を、3日間の午前と午後の部に分けて行われた。
 教室では、笛や太鼓など楽器の説明の後、各校5人ずつの児童が舞台にあがって演奏をし、各校1人ずつが能面をつける体験をした。能面をつけた佐和山小の磯部海斗君(11)は「貴重な体験ができてうれしかった。機会があれば次は衣装も着てみたい」と話していた。

2010年10月7日木曜日

来春改選の滋賀県議選 彦根選挙区に細江正人・彦根市議出馬へ、中村善一郎県議は引退

 来春改選を迎える滋賀県議選の彦根選挙区(定数4)に、市議の細江正人氏(64)が、現職で自民党の中村善一郎氏(75)の後継として出馬することがわかった。ほかの現職3人も再選を狙う意向を示している。
 彦根選挙区の現職は、中村氏のほかが、民主党の中沢啓子氏(51)と江畑弥八郎氏(56)、自民党の西村久子氏(67)。中村氏は「市議6年・県議5期20年務めてきた。県内の県議でも最高齢となっており、引退し細江君に出てもらうことにした」と話している。ほかの3人はいずれも、「出馬する」としている。
 細江氏は滋賀彦根新聞の取材に「市議会で議論している中でどうしても県との関わりが出てきて、彦根のために県に行って仕事がしたいと思うようになった」と語っている。すでに中村氏らと共に、自民党の市議や党員、支持団体、他党の市議会派にあいさつ回りを済ませており、自民党公認での出馬を目指している。
 細江氏と地盤(城西学区)が重なり、前回の県議選に無所属で出馬した谷口典隆氏(43)は「市議選に出るつもりでいる」と話している。
 県議選にはほかに、共産党が擁立するとみられるが、いまのところのほかに出馬をうかがう動きはない。

2010年10月6日水曜日

歴ドル・美甘子さん 石田三成学びに佐和山・龍潭寺など訪問

歴史好きのアイドル(通称・歴ドル)として知られる美甘子(みかこ)さん(28)が2、3日の両日、石田三成に関する名所を散策するため、彦根や長浜などを訪れた。
 美甘子さんは、愛媛県内の大三島出身。大三島は、戦国時代に瀬戸内海にいた村上水軍が聖地としていたことで知られ、島の神社には国宝級の武具が多く残っている。美甘子さんは小学生のころから、島内の歴史遺産に触れ合う機会があり、以来、歴史に関心を持ったという。
好きな歴史人物には、石田三成と盟友の大谷吉継をあげ、最近では坂本竜馬も好きになってきたという。
2日は東京から午前中に湖国入りし、秀吉と三成が出会ったとされる観音寺(米原市)に寄った後、正午過ぎに佐和山に到着。三成の菩提寺・龍潭寺(北川宗暢住職)=古沢町=では、三成の屋敷にあったとされるふすまや、佐和山城にあったという釣鐘などを見学し、記念撮影を撮ったりして感慨深げだった。その後、佐和山にも登り、「佐和山城跡から、三成が見たであろう景色が見られ、当時に思いを馳せられた」と話していた。
なお美甘子さんは、滋賀県が募集した「近江路・歴女ブロガー旅紀行」の企画に伴い、今週末から自身のブログhttp://ameblo.jp/mikako426/)で旅日記を発信する予定で「ネットに載っている情報ではなく、この地に来なければ分からなかった情報を紹介したい」と話している。

伊吹高校女子ホッケー部 5人が日本代表(18人)に、彦根の金藤祥子さんは3度目

 伊吹高校女子ホッケー部で彦根南中学校出身の金藤祥子さん(写真右上)=日夏町=ら5人が、18歳以下の日本代表に選ばれ、19日から始まる日韓交流試合に出場する。
 日本代表に選ばれたのは金藤さんのほか、花房愛、畑野ひかる(以上3年)、清水美並、要石里沙子(以上2年)の5人。
 そのうち金藤さんは、若葉小の低学年の時に「若葉スポーツ少年団彦根ワイルドキッズ」に入部。彦根南中でもホッケー部で活躍した。伊吹高では1年からレギュラーとなり、フォワードとしてチームのポイントゲッター的存在。昨年7月のU18アジアカップ、今年5月のユースインターナショナルでも日本代表に選ばれている。
 今回の代表には、地域、ブロック選考会などを経て、代表18人のメンバーに選ばれた。
 金藤さんは「レベルの高い国で学び、経験をものにし、フォワードとしてシュートを1本でも多く決めたい」と意気込んでいる。
 監督の樋口修教諭もコーチとして参加。大会は19日から21日まで韓国・東海市で開かれる。

 

2010年10月4日月曜日

WBCバンダム級前王者・長谷川穂積さん 先祖の肥田城主・長谷川秀一眠る崇徳寺に今夏訪問

 ボクシングのWBCバンダム級前王者・長谷川穂積さん(29)が今夏、彦根市肥田町の崇徳寺(高瀬俊英住職)を訪れていたことがわかった。戦国時代に肥田城主だった長谷川秀一(ひでかず)が先祖にあたるということで訪れ、墓に手を合わせたという。
 長谷川秀一は尾張出身の武将で、織田信長に仕え、安土城下で浄土宗と法華宗との宗派論争が起こった際には折衝役を務めたとされる。天正12年(1584)5月に越前東郷城主、同17年に肥田城主になり、6万5000石が与えられた。文禄元年(1592)からの「征韓の役」に随行するが、同3年1月か2月に病死(現地か日本かは不明)。その後、家来の手で肥田城の菩提寺だった崇徳寺にまつられたとされる。
 長谷川さんは、歴史好きの知人女性から秀一の末えいにあたると聞き、7月21日にその知人女性とマネージャーらと崇徳寺や肥田城跡を訪問。同寺にある秀一の位牌を拝んだり、秀一の画像(コピー)を見学した後、墓に参った。同寺には歴代城主の墓があるが、昭和初期に一帯が荒され、秀一の墓がわからなくなった。しかし長谷川さんは「オーラを感じる」と言って、一つの墓の前で手を合わせたという。
 高瀬住職は当初、長谷川さんが世界チャンピオンだったことを知らなかったが、息子や近所の中学生らから10度の防衛を果たした偉大なボクサーであることを知り、7月末に知人女性を通じてお詫びの電話をした。その後、長谷川さんの著書「意志道拓」が送られてきた。
 長谷川さんは11月26日に、2階級上のフェザー級でタイトルマッチを戦う。高瀬住職は「ボクシングはあまり見ないけど、長谷川さんにはがんばってほしい」と話していた。

2010年10月3日日曜日

國門登美恵さん創作人形展 夢京橋あかり館で、彦根屏風・浅井三姉妹・「蝋喜商店」元店主など

 彦根市西今町の國門登美恵さん(62)の創作人形展が、夢京橋キャッスロードの夢京橋あかり館で始まった。  國門さんは30年ほど前に、子どもと一緒に粘土で人形を作ったことをきっかけに、人形作りのとりこになった。日本創作人形学院(本部・東京千代田区)の通信教育や名古屋の学校で10年ほど学んだ後、京都の学校で「張抜胡桐(はりぬきことう)塑人形」という工法を習得。現在は彦根や長浜で教室を開いている。
 あかり館では、彦根屏風の登場人物、浅井三姉妹、花しょうぶ通りの「蝋喜商店」元店主などを、粘土や布、紙などの素材を使って仕上げた作品33点を展示。國門さんは「靴やかばんなどすべて作ることができるのが人形の魅力。多くの人に見て欲しい」と話している。9、10、16、17、23、24の各日は会場に滞在している。
 開館は午前9時半~午後5時半、24日まで。火曜休館。入場料は常設展を含め高校生以上200円、小中学生100円だが、市民無料観覧券が使える。

2010年10月2日土曜日

ひこにゃんファンクラブ発足、対象はふるさと納税「みんなのひこにゃん応援事業」5000円以上寄付者

 ひこにゃんファンクラブが1日、発足した。
 会員の対象は、ふるさと納税「みんなのひこにゃん応援事業」に5000円以上寄付した個人で、市内外は問わない。会員の期限は寄付後から1年間だが、寄付後1年以上が経過している人は今年いっぱいまで。
 会員になると、毎年更新の会員証=写真=の発行や、会員限定グッズのプレゼントなどの特典が受けられる。
本紙など報道後、申請急増
9月だけで4~8月の合計抜く
 彦根市は、ふるさと納税の寄付者に贈る年間パスポート(縦54㍉×横86㍉×厚さ0・76㍉)のデザインを新しくした。
 ふるさと納税は平成20年10月から始まり、彦根市では「みんなのひこにゃん応援事業」など6分野に、20年度が337件・約289万円、21年度が388件・約338万円、22年度(8月まで)が101件・約67万円―寄付があった。滋賀彦根新聞などがひこにゃんファンクラブ創設を報じた9月以降は急増し、1日~28日までの申請者は129件で、うち同事業は127件に及ぶ。
 寄付者には、彦根城や夢京橋あかり館など4施設に何度でも無料で入場できたり、協賛店で特典が受けられたりできる年間パスポートを進呈。新しいデザインは、彦根城天守閣をバックにひこにゃんがポーズをとっているスタイルで、寄付者による投票で選ばれた。

2010年10月1日金曜日

ひこにゃんフランスでも人気1位、「ジャパン・エキスポ」で33自治体キャラクター投票で

 彦根市は9月29日、フランスでさきごろ開かれた日本文化をPRする祭典「ジャパン・エキスポ」の「気に入った自治体キャラクター」投票で、見事ひこにゃんが1位となったと発表した。

 祭典は、フランスの若者に日本の地方と文化をPRするために開かれており、11回目の今年は7月1日から4日まで開催。その中では、ひこにゃんなど日本の33自治体のキャラクターを対象にした、好きなキャラクター投票が行われた。
 彦根市は玄宮園内でポーズをとるひこにゃんの写真と、跳ねる格好のイラストを展示。投票数約1200票のうち、ひこにゃんが112票を獲得しトップに輝いた。主な回答者はフランスの10~20代で「体型がかわいい」、「『サムライ』スタイルが好き」などの感想だった。
 ひこにゃんの海外デビューは、昨年6月にハワイでのパレードに参加しただけ。彦根市観光振興課では「これからも依頼や機会があって、市のPRになれば、海外でアピールしていきたい」と意気込んでいる。

「とりいもと宿場まつり」 佐和山城跡散策・講演・三成汁・旧家公開など、「鳥居本お宝発見隊」企画

 佐和山城や城下町、鳥居本宿で散策・体験する「とりいもと宿場まつり」が、10月3日に鳥居本地区で行われる。地元有志らで組織の「鳥居本お宝発見隊」が企画したまつりで、3回目のイベント内容は次の通り。
 ▽まるごと佐和山城=午前9時半~11時に龍潭寺(古沢町)前で受付。各自で佐和山に登り、本丸跡で11時20分~「佐和山城の歴史と構造」をテーマに講演会。本丸跡で昼食後、自由見学をし各自で鳥居本側に下山。参加費は弁当・保険料込みで500円。先着150人。申し込みは10月1日までに県教委文化財保護課℡0748(46)6144へ。
 ▽講演会「佐和山城を学ぶ」=鳥居本公民館で午後2時半~、講師は城郭研究家として知られる長浜城歴史博物館館長の中井均さん、参加費500円、申し込みは事務局℡0749(22)0627へ。
 ▽公開展示=有川製薬の屋敷公開とカフェ開設、馬場清和家で油絵展、旧本陣・寺村一晃家で「一人一芸の集い」とカフェテリア、鳥居本駅で全国で4台しか残っていないという近江鉄道旧機関車の展示など。
 ▽出土品展示とミニ講座=旧四つ目屋跡で城下町の出土品展、鳥居本駅で柿渋染作家の作品展と販売。
 ▽出店=旧鳥居本集会所で創作ケーキタルト・戦国ロールケーキなど、西川賢治家で三成汁とおにぎり、ほかに各所で仏生寺みそや地元産野菜、ふなずし、清酒こまちなどの販売も。午前10時~午後4時。

「彦根市友好親善使節団」の友好都市・中国湘潭市への派遣を延期

 彦根市の獅山市長は9月28日、10月15日から予定していた、友好都市・中国湘潭市への「彦根市友好親善使節団」の派遣を延期すると発表。尖閣諸島をめぐる日中対立の影響で、安全確保が難しいなどとして判断した。
 市長は、派遣延期の理由について▽訪問しても友好親善の実をあげることが難しい▽団員の安全確保が難しい▽団員が不安を感じている―ことをあげた。
 彦根市と湘潭市は平成3年11月1日に友好都市提携を締結。以降、使節団や中学生交流団を各年で派遣し合うなど交流を深めてきており、今年8月には湘潭市からの中学生11人らの交流団を受け入れた。
 今年で10回目となる予定だった使節団は、藤井比早之副市長ら市職員と市民4人など10人。湘潭市や長沙市などを訪れる予定だったが、市民からの不安の声があったため、市長が先月27日に使節団の通訳で聖泉大学の唐楽寧さんを通して湘潭市側に延期を通知。湘潭市側からは「彦根市の判断を尊重し、理解する」との返答があったという。
 市長は会見で「国同士が対立する状況での派遣延期は当たり前の判断だと思う」と話した。