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2009年8月19日水曜日

民主・岡田幹事長「靖国参拝せず」発言を批判、滋賀縣護國神社宮司

 64回目の終戦記念日の15日、戦没者追悼慰霊祭が全国各地であった。滋賀縣護國神社(山本賢司宮司)=彦根市尾末町=でも、全国と県下の2回に分けて慰霊祭が営まれ、遺族らが英霊への感謝の誠を捧げた。
 祭りでは、参列者による玉串の奉納などが行われた後、国立武道館(東京都千代田区)での全国戦没者追悼式の模様がラジオで流され、全員で黙祷をした。
 祭りの最後に山本宮司は、著名作家の論述を紹介しながら「いわゆる東京裁判でのA級やB級戦犯は戦勝国がつけた名称で、我々日本人がA級やB級などと呼ぶのは不遜な態度」と非難。ある政党の幹事長が中国の首脳に「政権交代した場合、首相は靖国への公式参拝はするべきではない」「チベットやウイグルなどの問題に内政干渉はしない」と発言した内容を紹介しながら、「外国へ媚びへつらうような声明は理解できない。東京裁判の結果が全てではなく、(その幹部の)歴史認識は間違っている」と痛烈に批判した。
 また山本宮司は「日本経済がここまで発展したのは戦中、戦前に教育を受けた人たちのお陰で、決して戦後に教育を受けた人たちではない」と日教組などによる偏狭な戦後教育体制を皮肉った上で「団塊の世代が一線を引き、これからは戦後教育にどっぷり浸かった人たちがリーダーに立つのは、歴史認識を含めて極めて危うい」と強い懸念を示した。

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